支え合いの大切さ学ぶ
~福島いのちの電話が公開講座~
さまざまな悩みに寄り添う福島いのちの電話春季公開講座は15日、福島市市民会館で開かれた。
秋田大大学院医学系研究科准教授の佐々木久長さんが、「おたがいさまのつながりで、安心して生きられる社会をつくる」と題してオンラインで講演した。佐々木さんは、自殺率が高い秋田県で取り組む地域づくり型自殺対策について紹介しながら、コロナ禍で人とのつながりが希薄になっている今だからこそ、支え合い活動の大切さを説いた。
福島いのちの電話の役割にも触れながら、相談者への向き合い方なども助言した。会場には市民ら約20人が訪れ、メモなどを取りながら熱心に聞き入っていた。