心の問題考える
『福島いのちの電話が講座』
様々な悩みに寄り添う福島いのちの電話(茂田士郎理事長)の春季公開講座は十五日、福島市民会館で開講した。
約八十人が出席。臨床心理士の佐藤佑貴福島学院大福祉学部准教授が「幼いころに育まれるもの~愛着の形成とその後の問題」と題し講演した。佐藤准教授は「幼少期の早い段階で心のバランスをどう取るかが人格形成に関わってくる」などと語った。
講座では幼少期から老年期に至る、さまざまな心の問題をテーマごとに掘り下げる。五月二十日までの全五回、市内と郡山市労働福祉会館で交互に催す。いずれも午後二時から。受講料無料。
(4/16付 福島民報新聞掲載記事)