県民共済生活協同組合は19日、自殺予防の電話相談に応じる「福島いのちの電話」に100万円を寄付した。
贈呈式は福島市の福島いのちの電話事務局で行われた。県民共済生活協同組合の伊東正晃理事長が福島いのちの電話の丹羽真一理事長に目録を手渡した。
伊東理事長は「新型コロナウイルスの影響で自殺者増が懸念されており、いのちの電話を支える体制が重要になる。引き続き支援したい」と語った。丹羽理事長は「いのちの電話への社会的関心が高まる中、多額な寄付をいただきありがたい」と感謝を述べた。
県民共済生活協同組合の佐藤恵三専務理事、福島いのちの電話の玄永牧子副理事長、三瓶弘次理事兼事務局長らが同席した。
県民共済生活協同組合は2008年(平成20年)から寄付を続けており、13回目。総額900万円となった。
2020年10月21日(水)福島民報新聞より