日頃の相談活動で思うこと(相談員ネーム:Padoma Aさん)
4月から5月までの2か月間、コロナウイルス対策の諸事情により、電話相談を担当することが出来ませんでした。この活動を継続している仲間に感謝しつつ、申し訳なさを感じていました。
家にいる時間が増え、自分と向き合う時間が増えましたが、担当に入れないもどかしさと共に、この状況下で行かなくて済んでいることに、心の奥ではホッとしている自分も見つけ、複雑な気持ちもありました。でも、「今、自分ができることをやろう」と自分に言い聞かせて過ごしました。
6月に入り、規制が解除された時、担当に入れることの感謝と共に、『掛けてくる方達の思いをちゃんと聞くことができるかしら?』という不安もありました。しかし、『掛けてこられた方の感情や気持ちは何か、耳と心を澄ませながら聴こう』と改めて思いました。
自分と向き合ってきた時間が相談活動に生かせるのなら、2か月のお休みの期間も無駄ではなかったかなと思っています。
不安な状況はまだ続きますが、仲間を信頼し、助け合いながら、何とかこの状況を乗り切っていけたらと思います。
※掲載の内容は「いのちの電話」に対しご理解を深めていただくための目的で、電話相談を一般化したものです。事実を伝えるものではないことを、お断りしておきます。